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2013年11月14日
椎ノ木荘
奥山に紅葉見踏みわけ鳴く鹿の…
観音滝 滝の中程に観音が安置されているという伝説があります。いつも双眼鏡などで探しますが、見つかりません。
ここを通るといつも気になります。灯篭の傘が盆栽になっています。
奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿野の声きくときぞ秋はかなし
猿丸太夫が歌ったとされる歌ですが
この奥深い傾山は、いつもこの歌を連想させます
太夫のような恋心ではないですが、
落ち葉を踏み深山に入ると
もの悲しげに鹿が鳴いています
しんみりとした山歩きが楽しめます
ただ、近頃の天候不順で
相当山が荒れていました
初心者には無理かもしれませんね
中級、上級者が対象でしょうか
さて、23年の10月に熊の目撃情報がありました
その数日後 私は熊探しに出かけましたが
そう簡単に遭遇できるわけがありません
九州の熊は絶滅したとされます
とっても存在はロマンを掻き立てますが
登山口には、注意書きがしてあります
登山道途中の木に、無数に鋭利な引っ掻き傷がありました
考えられるのは、鹿の角か熊の爪
もしも熊の生息の証拠をつかめば
大スクープが日本中を駆け巡ります
この山に入るときは 少なからず遭遇を期待しています
尾根に出ると 大量のどんぐりがありました
この山なら まだまだ生きていけるのかもしれません
ふもとの村にも面白い物がありました
灯篭の傘の上に松の盆栽があります
自然のものか、人の手によるものか
この奥深い山と人里には
いつも興味がつきません