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誠光会からのお知らせやブログなど
2014年2月6日
椎ノ木荘
2月の水彩画教室です
本日は、2月最初の水彩画教室です
ペン画をと思っていましたが
なかなか皆さん、まだ難しいとおっしゃいます
それではということで、前回に続くデッサンをすることになりました
ただ、今日は朝から改築工事が施設内を慌ただしくしています
モチーフを考えるゆとりもなく、どうしようかと考えていますと
お一人が、じっと手を見ていました
そこで、人生の風雪にただただ耐えてきた我手を愛おしく思い
愛おしい我手を描くことにしました
そうすると、我教室の博学のお一人が
「働けど 働けど なお我が暮らし楽にならざり じっと手を見る」啄木…と
とうとう「一握の砂」の有名な一節が飛び出してきました
皆さん、その一言に静かに納得
さっそく、作品に取りかかりました
この手の甲を描くのは
簡単ではありませんでした
それだけに皆さんの手には
色んな表情の顔が刻まれていたのでしょう