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2015年7月12日
椎ノ木荘
ノロウイルスについて(サニナビ北九州より)
【発生状況】
平成26年のノロウイルスの発生件数は293件、患者数は10,506名であり、病因物質別では第2位です。
また、患者数は第1位です。
ノロウイルスの食中毒は、主に冬場に発生しますが、夏場でも安心はできません。
【強力な感染力】
ノロウイルスに感染すると、ふん便や嘔吐物のなかに、大量のウイルスが排出され、その量は、ふん便1グラムあたり1億個以上になることがあります。
一方、ノロウイルスは、10〜100個で感染するといわれています。
また、不顕性感染といって、感染しても症状がでない場合でも、ふん便中に大量のノロウイルスが排出されます。
【症状】
潜伏期間は、24から48時間、主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、軽い発熱等です。
通常は、これらの症状が数日続いた後、回復しますが、ウイルスの排出は1周間から1ヶ月程度続きます。
【感染経路】
ノロウイルスには、「食中毒」と「感染症」の二つの感染経路があります。
【対策】
�@ 食品は十分に過熱する(中心部を85から90度以上で、90秒以上加熱)
�A 調理器具の洗浄・殺菌を十分に行う
�B 手指の洗浄・消毒を十分に行う
�C ふん便・嘔吐物の処理を適切にする。